# 「年収が上がれば楽になる」と思っていた時期があった
社会人になったばかりの頃は、「年収が上がれば生活はかなり楽になる」と思っていました。
もちろん、お金は大事です。
実際、収入が増えることで選択肢は広がりますし、不安も減りやすくなります。
ただ、働き続ける中で、「年収だけでは決まらない部分もかなり大きい」と感じるようになりました。
年収が上がるほど、楽になるとは限らない
年収が上がると、
- 良い家に住みやすくなる
- 貯金しやすくなる
- 将来への不安が減る
といった変化はあります。
その一方で、
- 責任が増える
- 判断が増える
- 会議が増える
- 気を張る時間が増える
という変化もあります。
仕事内容によっては、単純に「お金が増えた分だけ楽になる」という感じではありませんでした。
「残る時間」は意外と変わらないことがある
特に気になったのは、仕事以外に使える時間や気力です。
たとえば、
- 仕事が終わると何もできない
- 休日も回復で終わる
- 頭の中で仕事が続いている
- 常に通知を気にしている
状態だと、年収が上がっても「生活の余白」が増えた感覚はあまりありません。
むしろ、忙しさに合わせて生活が埋まっていく感覚もあります。
実質時給で見ると、印象が変わる
そこで少し意識するようになったのが、「実質時給」という考え方です。
勤務時間だけではなく、
- 通勤
- 準備
- 疲労
- 仕事を引きずる時間
まで含めて考えると、同じ年収でも働き方の見え方が変わります。
たとえば、
- 在宅勤務で疲労が少ない
- 通勤が短い
- 集中しやすい
- 仕事後に動ける
のであれば、年収以上に「生活が楽」という感覚につながることがあります。
お金と時間は、切り離して考えにくい
以前は、お金の問題と時間の問題を別々に考えていました。
ただ実際には、
- 時間がないと疲れやすい
- 疲れているとお金を使いやすい
- 余裕がないと生活が荒れやすい
という形で、かなりつながっています。
だから最近は、「いくら稼ぐか」だけでなく、
- どれくらい疲れるか
- どれくらい時間が残るか
- 仕事後に余力があるか
も含めて働き方を見た方が、自分には合っている気がしています。
年収を否定したいわけではない
もちろん、収入が高いこと自体は大きなメリットです。
生活の選択肢も増えますし、将来への安心感にもつながります。
ただ、「年収が上がればすべて解決する」というよりは、
- 時間
- 疲労
- 可処分時間
- 気力
とのバランスもかなり重要なのだと思っています。
働き方を考えるとき、お金だけではなく、「生活にどれくらい余白が残るか」も一緒に見ていきたいと思うようになりました。